封筒と便箋にこだわったラブレター

封筒にラブレターを入れて渡しました。昔、好きな人ができて気持ちを伝えたいときラブレターを書いた思い出が蘇ります。
内容はもちろんのこと、便せんや封筒にもこだわって文房具屋さんにわざわざ買いに行ったこともあります。
そんなラブレターを書くための便せんと封筒ですが、私の場合、内容以上にこだわりを持っていました。
特に封筒です。やはり第一印象と同じで、手紙も受け取ってまず読んでみようと思わせなくてはいけないと思ったからです。
渡し方もいろいろ想定しました。
当時学生だったので、下駄箱に忍ばせようか、もしくは自宅まで行って渡そうか、いろいろ考えました。
どの方法を選んでも、読んでもらわなくては気持ちが伝わらないので、封筒選びは大事だなと思いました。
そこで私は選んだ封筒は、かわいすぎず、シンプルすぎずのものです。
女の子すぎるかわいいものだと受け取った人も恥ずかしくて読まずに捨てられてしまうか、ラブレターだとすぐわかってしまって読まずに答えが出てしまう気がしました。
シンプルすぎも事務的な感じがして伝わりにくいかなと思ったので、渡したい相手の好きな色や模様の情報を入手して、それに近い封筒を選んでみました。
便せんもお揃いにしました。そうすることによって、受け取るほうに嫌な印象は与えないと考えたのです。
人は自分の好みのものをもらうとまずは受け取ると思います。
ラブレターは受け取ってくれなきゃはじまりません。受け取ってもらってからが勝負だと思っていました。

封筒に便せんがそろいました。
どのように気持ちを伝えようか悩みました。
長い文章でも、短すぎる文章でもいけないと思っていましたが、読んでくれるだけでいいという気持ちであえて簡潔に文章をまとめました。
私の気持ちに対しての返事もほしいので、そのこともきちんと書きました。
とても緊張しながら書いた記憶があります。
一枚の手紙にこんなにも時間をかけて書いた手紙は後にも先にもこのラブレターだけです。
ですが、やはり選び抜いた便せんと封筒には自信が持てました。
気持ちを伝える前に受け取ってくれると確信していましたので、慎重に選んでよかったと思っています。

出来上がったラブレターを渡す時が来ました。
結局渡し方は、ちょうどバレンタインの時期だったので気軽に友チョコを渡すような感じで、市販のチョコと一緒にラブレターを添えて渡しました。
友チョコは何度か渡したことがある仲だったので、今回もすんなりいきましたが、果たして手紙に気づいてくれるか、読んでくれるか、それはもうドキドキでした。
渡した夜に電話かかかってきました。
それは好きな人からでした。
私が書いた「付き合ってください」の返事か「俺でよければ」というOKの電話でした。
それはもう本当に嬉しかったです。
それだけではなく、「手紙嬉しかったよ」とまで言ってくれたのです。
手紙作戦成功と思えた瞬間でした。
封筒と便せんにもこだわって選んでよかったなと思えました。
私はこのように、ラブレターの内容だけでなく見た目の封筒もその人を思って選ぶと気持ちが伝わりやすいんだなということがわかりました。
実際書き出すまでに何度もお店に足を運んで好みの色のものや、デザインも様々なものの中から選びました。
今はたくさんの封筒と便せんが売られています。
セットだけでなくばら売りもされていたりします。
素材も和紙のようなものだったり、季節感を出す花だったり、また動物が好きな人であれば動物が描かれたかわいい封筒や便せんもあります。
だいぶ売られている種類が増えた印象ですが、自分で手作りしてしまってもいいかもしれません。
世界に一つだけの封筒と便せんで、思いを書き記して伝えてみるのもいいかもしれません。

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